マタ マンチェスター・ユナイテッド -8-
マタの致命的欠点を幾つか書こうと思う。
1 ルックアップが悪い
首を振る回数が少ない為、パスルートが少なく、出したパスはチャンスを作れて居ない。おまけにプレスやタックルを予測出来ないので、簡単にロストボールする。
エヴァートン戦、サンダーランド戦を見直して驚いたのですが、マタはボールホルダーを見ている時間が異常に長いです、香川、バレンシア、ルーニー、チチャなどと比べると、首を振って周囲を確認したり、敵味方の位置確認の回数が少ないです、ヤングやヤヌザイよりも少ないのは驚いた。
2 フリーランの下手糞さ
馬鹿の様にPAに詰めるだけ、マタはボールを味方に預けると、自分がフリーでPA内で受けれる場所に走ります、そこに味方が何人いようと、ボール預けたプレイヤーが囲まれていようとです
その為、サイドプレイヤーは1v2を強いられ、クロスかバックパスしか選択肢がなくなる事が非常に多い。
ヤング、香川、ナニ、バレンシアの攻撃パターンが減っているのはマタがトップ下をやっているからです、ルーニーにもその傾向があるけど、マタ程酷くは無い。
3 速く低い縦パスを出せ無い
敵DFのギャップを抜くパスが出せない。PA内でのタッチパスやヒールパス精度は高いですけど、トップ下として重要なラストラインのギャップを抜く低く速いパスを出せません、当然組み立て時にも楔と言われるパスも出せません。
香川やヤヌザイがしばしば出すような速い縦パスをマタが出すのを見た事ありますか?、それで味方が得点したシーンを思い出す事が出来ますか?
4 ポジショニングが非常に悪い
首を振る回数が少ないために、敵味方の位置把握が弱い。
守備時にディレイディフェンスを仕掛けれられず、トップが下りてきてプレスしていても、マタは殆どプレスしない上に、効果的なプレスが出来ない。
攻撃時には遅攻と速攻の判断が非常に悪い上に、現代サッカーのトップ下が好むチャンスクリエイトポイントの、PA角でボールを受けようとしない。
総評
6000万程度の価値の選手を60億で買ったモイーズとユナイテッドのフロントは本当に馬鹿でしたね。
スペイン代表で不動のトップ下のシルバの市場価格をみてから、スペイン代表召集外のマタの市場価格を見ると驚きますよ。
マタのトラップやパス精度は認めるけど、現代サッカーのトップ下には相応しく無いし、ユナイテッドのチームカラーにも合ってない。