現在の色々ベスト4
マネージャーベスト4
ディディエ デシャン(フランス)
組織運営、実戦指揮のバランスが取れた名将、色々な意味で選手時代の実績があるのも大きいと思う。アクの強いフランス代表を見事に纏め上げた。
モウリーニョが猫と勘違いした虎の子であるベンゼマを、見事に虎として覚醒させ何故か欧州予選では苦戦しつつもWC GLでは見事に一位抜けを決めた。
勝ちぬけは決まってたが、エクアドル戦の交代采配は微妙すぎた・・・、何かのチェックだったのかな?
オットマー・ヒッツフェルト(スイス)
名将中の名将、自分もWCまで詳しくは知りませんでしたけど、調べてみれば名将すぎる。
戦力では一段落ちるスイス(ただし若手多めなので次回は期待できる)を率いて、若手の勢いと古参の粘りを組み合わせて見事にグループを突破した。
フランス戦では大敗したものの、内容はそこまで悪くなく、審判に左右された感のある試合だった。
チャンスを見逃さず、ミスや自力差からピンチになっても、最後まで諦めない士気の高さを維持し続けているのがスイスチームの特徴
エクアドル戦のATでの決勝点やフランス戦の2点目などはテクニック面もさることながら、メンタル面こそが瞠目に値し、そのプレーを引き出したのは間違いなく監督の士気維持である。
ホルヘ ルイス ピント(コスタリカ)
イタリア戦の虚実織り交ぜられた駆け引きだけでも名将に値すると思う。
死のDグループを首位突破させた戦術眼は素晴らしい。特にイタリアを軸にコスタリカとイングランドの戦いは見事なコンストラストになっていて興味深かった、イングランド戦もしっかり引き分けるなど堅実な手腕を持っている。
ミゲル エレーラ(メキシコ)
就任1年目(実質監督期間半年)でWC本戦を突破させた立役者、監督が4人も変わったメキシコ代表だったが潜在能力は高く、同グループのブラジル監督であるルイス フェリペ スコラーリが「メキシコは戦士のチーム」と語った。
その戦士のチームを率いるに相応しい闘志溢れる戦術と、臨機応変の采配で優勝候補筆頭ブラジルと引き分け、ブラジルと同勝ち点になるも得失点差で2位(ただし判定ミスが二回あるので、実質完全同位)で強豪犇くグループAを突破させた。
ルイス・ファン・ハール(オランダ)
オランダの誇る名将、スナイデル、ロッベン、ペルシ等を上手く調和させつつ、戦術的な柔軟性を維持してオーストラリア、スペイン、チリを完全粉砕した。特記するべきはその攻撃力を失わないまま守備力を向上させた事である、ビルドアップは幾つかの難点を抱えているが、それを差し引いても見事な戦術選択でした。
アンジェ ポステコグルー(オーストラリア)
世代交代真っ只中の為、戦力的には厳しいオーストラリアだったが、試合内容・結果をみればアジア勢で最も勇戦敢闘したチームで、それは間違いなく監督の手腕である。
オランダ戦では最終的に敗れはしたものの、押されながらも一時はリードしてみせ、引いて守り、押しては攻めを見誤らずに戦いぬかせた。
あれ?6人いるぞ?・・・?あれ?