チェルシーvsPSG
チェルシーファンの方には非常に厳しい意見が多く、気分を害されると思いますので、読まない方が無難だと思います。
以下本文
チェルシー vs PSG 2-2(アウェーゴール差でPSGがベスト8進出)
酷い試合を見ました。
僕は比較的プレミアリーグを良く見てるので、基本的に欧州シーンでは思い入れが無いチーム同士の戦いだとプレミアのクラブを応援します。
チェルシーvsPSG戦でも最初はチェルシーを応援してましたが・・・・・・。
ユーべvsドルの試合よりも酷いサッカーを見せられた、いやサッカーですら無いシーンが多すぎた。
まずちょっとした接触でも転倒してアピールするディエゴ・コスタをはじめとしたチェルシーの選手達、アピールしまくってファウル貰って試合を優位に進める事しか考えてない様な試合運び、特にコスタとアザールのダイブ前提のプレーは本当に腹が立ちました。
一方のPSGは荒く行くことはあっても汚いプレーはしていない、それどころか中盤のモッタとヴェラッティが素晴らしい組み立てやパスカットでチェルシーの攻めを何度も切る、両者はパスミスでピンチを作った事もあったけど、チアゴ・シウバ、ダヴィット・ルイスが見事にピンチを刈り取っていた。
試合はイブラヒモビッチが前半31分にレッドを貰い一発退場し、11vs10人の戦いに、しかも審判の判定がチェルシー優位にかなり偏っていて、PSGは中々攻められない。
前半43分にはコスタがPA内で倒されるてPKアピールするが審判はスルー。
コスタのプレーは明らかにダイブであり、カバーニが後ろから接触したが、コスタの体勢の崩れ方、タイミングが不自然であり、地面を叩いて悔しがる審判へのアピールが空回りし、非常に惨めに見えた。
前半、後半とイブラの抗議の際に激高していたヴェラッティに色々とファウルアピールで苛立たせようとするチェルシーだが、ヴェラッティは返って冷静に対処、チェルシーの駆け引きの汚さだけが浮き彫りにされた。戦術や技術の駆け引きの延長線上ではなく、まず相手を意味も無く挑発してファウルアピールを続ける姿は滑稽でしかなく、審判への度がすぎたアピールは徐々に審判を冷静にさせていくことになる。
後半開始にチェルシーはイエローを貰っていたオスカルからウィリアンへと交替させるが、10人のPSGに対して攻めきれず崩しきれないチェルシー。
そうして拮抗し迎えた81分に、CKからの毀れ球をディエゴコスタが盛大なミスキックしたスピンボールが偶然にケーヒルの足元に落ちるとケーヒルがボレーで叩き込み、対に均衡は崩れ勝負は決したかに見えたが・・・・・・。
86分PSGもCKからラベッシの素晴らしいキックからDルイスの完璧なヘディングでボールがゴールネットに突き刺さる、1st leg 2nd legあわせて完全なイーブンな展開となる。
延長戦に入り96分、10人のPSGは流石に足が止まりだしたこともあり、キャプテンチアゴシウバの致命的なPA内でのハンドでPKを取られるとアザールがこれを決める。
しかしまだ試合は終わらない、113分、CKからチアゴシウバのヘディングが決まったと思われたが、クルトワのスーパーセーブで防がれるが、114分、二度目のCKでまたもチアゴシウバが完璧にヘッドをあわせて実質的な逆転弾をゴールに叩き込む。
この連続CKシーンではチェルシーのメンバーも疲れている事が明確に見て取れる。PSGのCKへの反応や、マークを外すランに付いていけておらず、チアゴシウバについているテリーなどはジャンプすら出来ていない。
アウェーゴールを1しか挙げてないチェルシーは猛攻をかけるが、力及ばず。10人のPSGがアウェーゴール差でベスト8進出を決めた。
本当にPSGは凄かった、一方のチェルシーはサッカーやってるのか演技してるのか解らなかった、審判に対してアピールしてる時間の方が長かったんじゃないか?ってぐらい馬鹿げた試合をしてた。
勝てば官軍だから何やっても勝てばいいってスタイルでいくと、負けたときの反動は物凄い事になるし、何よりサポに申し訳ないと思わないのか。