戯言戯言日記

色々雑記-FGO編-

ドム ジオン最良のMS

時々語りたくなる 0

 

今回はドムについて熱く語りたい

ドム、それはガンダム世界兵器で僕が一番高い評価をしているMSである

量産型として設計思想がザク系から変更された初のMSであり、あらゆる意味で正式兵器としてのMSを体現している

1 重装甲・高火力・高機動力
2 高い拡張性と汎用性
3 無理の無いメンテナンス性
4 高い量産性

良くゲルググが早期量産されていたらジオンは勝っていた等といわれるが、それはありえない
ジオンは基礎技術力において連邦よりも遥かに劣っており、ビーム兵器の小型化と高出力ジェネレータの開発に時間がかかるのは必須だからだ
また量産技術も連邦に比べると劣っている為、連邦のビームスプレーガンの様な高速な量産が、ジオンにとっての新兵器であるビームライフルで行えたかは非常に疑問が残る

しかしドムは違う
ビーム兵器を採用せず、使用実績の高い実弾兵器であるバズーカを採用している為、量産性に問題は無い
それ所かアタッチメント部分と口径が違うだけなのでザクバズーカの生産ラインを利用でき、量産効果により値段が下がっている筈だ

機体部分に関しても、陸専用MSとして開発されたドムを僅か数週間で宙間専用MSリックドムとして再設計・生産できている所からも相当に生産ラインの変更が容易であった事が伺える
高い拡張性は様々な局地対応型が作られた事からも想像に容易い

またリックドムへの再設計が簡単であった事から、気密性が当初から考慮されていたと思われる、
推測に推測を重ねる事になるが、同時期に開発されていた水中用MSの気密性、装甲、ビーム兵器搭載による加熱、ジェネレータ出力、それらもろもろの問題点をドムにフィードバックしたのではなかろうか?
加熱問題をクリアできなかった事から実弾兵器の採用
実弾兵器を採用したので、重量だけを考慮したジェネレータ選択
既存技術からなる機体設計による高い量産性の確保
連邦の火力に対して重装甲化してパイロットの生存率の向上させる

まさに人的・物的資源に乏しいジオンにとっての救世主となるべくMSであった
しかしジオンはドムを一時凌ぎの機体としてギャンとゲルググをコンベにかけてゲルググを次期主力MSとして採用しゲルググの大量生産に移行する、ゲルググの歩留まりは悪い筈なので、コストパフォーマンスの観点ではドムが圧勝している筈である
そしてドムは連邦主力のジムを撃破できる必要十分なスペックをもっている
wikiでは生産ラインの確立が難しいとあったが、ほぼ既存技術の集大成であったドム(やリックドム)の生産にそこまで問題があったと思えない
キシリアとギレンの政治的対立がゲルググとギャンに表われている様に彼らが考えていた本当の次期主力MS用に生産ラインを確保していた為、ドムに十分な生産ラインが与えられなかったと推測する

なんでもかんでもカタログスペックを信じて採用するのは軍事の素人である
実力主義のドズル、その配下であるコンスコンリックドムを定数一杯装備しているのは中々ジオンの内情を表していて面白い
もっとも、覚醒したアムロの前に3分で全滅していたけどね・・・

ガンダムゲルググが世界初の正式採用ジェット戦闘機Me-262であるとするならば、ドムはレシプロ重戦闘機の決定版Ta-152に当たる

だからこそ問題の多いゲルググではなく、既存技術の集大成としての傑作MSであるドムを僕は愛しているのである


引きたければ引けばいいさ・・・、しかし僕は満足した、とてもとても満足したw

追記
だからギレンの野望での僕のMS枠はすべてドム系で締められている
なぜ戦略系ゲームには量産効果によるコストエフェクティブの向上が無いんだろうか?、生産経験蓄積による生産効率の向上も欲しい
マニアックすぎるのかな?、ひとつの兵器を作り続けるってのは様々な技術知識の蓄積に繋がるんだけどなぁ・・・