戯言戯言日記

色々雑記-FGO編-

キプロス戦採点

まずはキプロスチームの方に感謝します、有難う御座いました。

 

スパーリングパートナーとして、丁寧に相手してくれましたね。

4-2-3-1のミラーマッチ

本田に納めるパターンが使えない時の日本の攻撃

サイドで人数勝ち守備を生み出す事と、敢えて本田をフリーにしてボールの狩り所にする事を組み合わせての守備方式。

攻撃は縦のロングカウンター、本田からボールを奪った時のショートカウンター

フィジカルコンタクトに対する問題点やFK、CK時の高い守備に対する課題、マーク渡しの問題など、中々面白いマッチだったと思います。

ベルギー戦やオランダ戦で見せたミスや連携不足、戦術的な穴が緩和されたり、解決できた事を確認できたのは、代表サポーターの一人として嬉しい限りです。

 

フィジカルトレーニングでのコンデションコントロールで、体が重い事は考慮して採点しています。

 

川島永嗣 6.5 

昨年末の時点での問題点を修正、出る出ないの判断、DFとのお見合いをなくしたのは本当に安心できる


長友佑都 6.0

連携に難あり、長友だけの問題ではないが、長友の問題点も多分に含まれている。

その他に関しては何時も通りに頼りになった。

連携に関しては何時までたっても修正されないので、辛目の点数

パスやフリーランを優先するべきシーンでドリブルは頂けない。


森重真人 5.5

幾つかの問題点は修正されているが、相手がプレスを緩めている時や自分の前にスペースある時に、安易に横にはたく事があり、無駄にラインを上げづらくしていた。

縦パスの回数も含めて組み立て意識は改善されてきているが、まだ前への積極性が欲しい。


今野泰幸 5.5

安易に手前の遠藤や長友に渡しすぎ、山口、本田、内田へのパスをもう少し意識して欲しい。

守備はそこまで悪くないが、組み立てが兎に角悪い。


内田篤人 6.5

怪我明けと考えると非常に良い出来だった。

ザックの意図を理解しているプレーが多い、攻撃的でありながらバランス意識を欠いてないのは素晴らしい部分

決定機に真っ先につめていたアグレッシブな動きも良かったが、守備面でロングランやタックル等を丁寧に使い分けてチャンスを潰したのも好印象。

ミスパスが幾つかとフリーラン欲しいシーンでかけなかった事があったのはマイナス点。


遠藤保仁 6.0

左にこだわり過ぎ、右の岡崎の動き出しを利用していない事が多い。

山口が守備的バランスを取ってるので攻撃バランスを左偏重にして単調化させていたのは遠藤の責任。

大きなスペースが合った右に出して、オカザキに裏取りさせても良いんじゃよ?。

首振りが多いため、ロストしそうな場面でもベターなパスを出せてるのは流石だった、良い意味で老練な部分をみせた、岡崎を使う意識が薄いのだけは問題点。


山口蛍 6.0

相方が遠藤の時は守備的なポジショニングで、バランスを取っていたの良かった。

相方遠藤時の組み立てはやや消極的で、序盤の右の攻撃の薄さは山口の組み立て意識が遠藤に引っ張られている部分も大きい、相方が長谷部になると組み立てのバランスも良くなった。

守備時もディレイとコンタクトを使い分けてて以前よりも安定度が上がっている、合宿で伸びに期待できる。後半だけなら6点。


香川真司 7.0

ボールタッチが荒く、イージーなロストを二回していたが、バイタルでボールを持たせた時の危険性は顕在である事を示した。

鋭いミドル、後ろから当たられてもぶれない等フィジカル面での成長を見せ、両足から繰り出されるロークロスやDFを抜くパスも健在。

かなり体が重そうだったが、それでもターンの切れは悪くなかった。

序盤はゲームへの入りが甘く、首振りも多くなかったが、15分ぐらいから存在感が増大してました、エースの復調に一安心。


本田圭佑 4.5

ロスト多すぎ、所謂ボールの狩りどころとされていた。

前半は体調の問題もあってか簡単に倒れすぎだったし、安パイなパス選択で数回大きな得点チャンスを消失させた。

右を全く使う気すらないボール配分。

後半に入ってタッチプレーで対応して少しマシになったが、前半と同じボールの刈られ方で刈られたのは大きなマイナス点。

得意のCFの落しからのシュートも全てGK正面で威力もコースも甘く、本田にシュートを撃たせる意味が全くなかった。

今度、詳しく説明するのでこれ以上は割愛します。


岡崎慎司 6.5

体が重そうな中、豊富な運動量で攻撃、守備にアクセントをつけた、特にしばしばみせた裏取りの鋭さは悪くなかった、後半ワンツーやターンなどでも成長してる部分を見せ一安心、タッチ数が少ないのは、遠藤、本田、山口がの問題点、香川、長友にも有る程度は責任はあるが、ボールが来た時に突破を狙いすぎてロストしたのは駄目な部分だと思う、苛立つ気持ちも有る程度は理解できるけどね。


柿谷曜一朗 6

前半45分よりも後半交代するまでの12分の方が遥かに相手にとって怖いプレイヤーだった。前半は居てもいなくても変わらないレベル、前半だけなら5ぐらい。

しかし、後半は下ってのダイレクトポストからターンしての突破を狙ったり、細かい裏取り、正面を向いて勝負を仕掛けたりと本来の柿谷らしさが光っているし、DFをつり出して味方の攻めルートを確保する等の、日本代表に求められるプレーも見せた。

想像だがザックがハーフタイムに柿谷にアドバイスをしたんだと思います。

後半すぐに大久保に交代しなかったのは、ザックの柿谷への期待の現れ、そして柿谷はギリギリだけどそれに答えた。三日の親善試合でも柿谷は後半から出るんじゃないかな?

酒井宏樹 5.5

怪我明けの内田と比べても守備が軽かった、体の使い方が悪く、守備面では全く成長が見られない。攻撃面でも安易なハイクロス選択が多く、抉るべきシーンとダイレクトクロスのチョイスがおかしい事があった。

代表レベルのSBとしては、色々と不満が残る動きと判断が少なくなかったと思います。


長谷部誠 6.5

怪我明け二戦目だが素晴らしい動きを見せた。

特に山口と交互に攻防のバランスを取り、チームに安定を給与した。右へのパスを増やせたのは、長谷部の動きによるものが大きい。

海外でプレーした結果が出ており、この試合だけなら長谷部の方が遠藤よりも組み立ても上だった。

飛び出してのミドルなど幾つかのチャンスにも絡みつつ、豊富な運動量で守備面でも活躍、フィジカル負けしていなかったのは好印象。


吉田麻也 6

素晴らしい守備を3度ほど見せた、配信雑談時に何度も何度も、吉田は成長したから信じて!といってきた甲斐があった。

タックルのタイミング、足を出すタイミング、ディレイするか獲りにいくかのチョイス、GKとのコミュニケーション等の部分を修正できたのは素晴らしい点。

攻撃時にも幾つかの素晴らしいプレーを見せている、特にローリスク・ハイリターンなシーンで楔をチョイスしているのは、現代型CBとしての素晴らしい点です。


大久保嘉人 5.5

連携、積極的にゴールを狙ったのは悪くない。

フリーランや幾度かのワンツーなどで基本的なプレーは出来ていたが、試合に入っていけているシーンが少なかった。

ポジショニングは思ったよりも悪く、前半の柿谷と大差ないかもしれない、正直にいってトップとして運用するべきプレイヤーではないと思う。

ダイレクトシュートのシーンでボールを足元に納めた為にシュートに行けなかったのは、日本代表の前線プレイヤーとしてはかなり微妙。

一試合だけではなんとも言えないが、マスコミがここまで押す意味がちょっと理解できない。


清武弘嗣 5.5

素晴らしい足元、素晴らしいチャンスメイク能力、余りにも乏しいシュート意識。華麗なターンと華麗なワンツーの後でみせる戸惑いの落差が酷い。

二度自分の力でDFラインを引き裂いたのに、何故かシュートを撃たずパス出し先をさがしてロスト、あのシーンシュート決めてたら8をつけてたよ、いや決まらなくても二回ともシュートうってたら6.5は確実だったよ。


伊野波雅彦 5

終盤の相手SBのカットインへの対応、反応ともに守備的能力を買われての代表入りと思えない。首振り回数も少ないせいか、ポジショニングもおかしいシーンが多かった。



ザッケローニ 7.5

明確な意図の下で試合を行った、交代に関しては勝つ為では無く、どの程度の戦術遂行能力があるか、個々の選手のメンタル面も含めたコンディション確認、モチベーション維持など、監督として申し分無かった。

ここでもし前半途中で本田を変えたり、柿谷を変えていたらワールドカップは凄く不安でした、それでいながらマスコミなどに配慮して大久保を交代で出す等、中々の仕事人でしたね。

壮行試合を兼ねた親善試合である事を考えると、ほぼ満点だと思います。

ただ清武だすなら、岡崎じゃなくて本田と交代がベターだったと思いますね。