データで見るモイーズ・ユナイテッドの限界
ユナイテッドファンの憂鬱を、共有体験したい人だけ見てね。
グロ画像注意。
こちらをご覧ください、1試合の平均クロス本数です。29本ですね。
さらにご覧ください、1試合のAirWar(空中戦)での平均勝利数です。
PA内やバイタル内での数字はでないので参考程度にしかなりませんが、傾向は解ると思います。下から6番目ですね。
1試合での平均シュート本数です。
シュート数14.3本、ゴール枠内に飛んでるのは5本。
攻撃時にどのエリアを使っているかです。中央部はダントツの最低比率。
クロス主体ですから仕方ないですよね、・・・ホントに?w。
得点のカテゴリです。カウンターでの得点は0。
これらのデータから考えれるのは、モイーズ監督の戦術構想は、勝つ為に得点を必要とするスタイルでは無く、運が良ければ得点できるというスタイルです。
空中戦に勝てる構成でもフォーメーションでも無く、クロスを上げるにしてもサイドからサイドに繋ぐだけなので単調。ボランチやCBを引き出す動きをしていないので、相手はガッチリバイタルエリアを守れます。さらにバイタルで正面を向いてボール受け取れず、バイタル前からのミドルを含めたシュート本数も少なくなりますので、当然ですが得点力は激減します。
最後にカウンターで得点が無いという事は、守備時にボール奪取した後の組み立てが機能していない、或いは戦術として存在してない事の証明になると思います。
上記からモイーズ・ユナイテッドは
1 クロスを主とした攻撃パターンしか練習していない
2 組織守備における個々の役割をタスクとして割り振っていないので、選手の自主性に任せている可能性が高い。
3 空中戦や攻撃時におけるエリア使用の数字から、クロス戦術に最適化した選手を起用している訳でもない
4 またクロスにしろ、ファー、ニア、ハイ、ローなどの使い分けを選手に指示している訳でもパターン化している訳でも無い。
5 セットプレイの少なさから、単純にボールカット、パスカット、ブロックなどでボールスティールされてる
纏めると、クロス一本やりで、そのクロスを生かすための事前準備もなければ、クロスにあった選手起用をしている訳でもない。
クロス戦術をパターン化して、スクリーンアウトやスルーであわせるといった方法も練習していないし、ニアからファーへ繋げるといった方法も練習していない。
そして守備にいたっては、組織守備を練習させたり、フォーメーションの確認もさせていない。
つまり、モイーズ監督の戦術構想には、流動的なポジショニングやパスワークからなる得点するための攻撃戦術、相手の攻め方に応じてフォーメーションを変更したり、マークの受け渡し等の守備戦術が存在しない。
どう考えても無能な監督であり、頑固な老人である。
ユナイテッドの不幸は、この監督を解任するまで止まらない。
ユナイテッドファンの憂鬱は続く。