名将モウリーニョの作戦と戦術
何故あれだけ猛攻していたシティが負けたのか、データで見れば納得できるものも見えてくるかもしれません。
黄色がシティ、白がチェルシーの数字です。
ポゼッション、これは中堅以下vsTOP3チームのゲーム並みの数字です。ポゼッションの数字はそのままアタッキングサードでのパス回数、シュート回数、コーナーキック回数に反映していますね。
でもね、こんな数字飾りなんですよね、だから飾りになってる理由を語りたいと思います。
どちらかと言えばシティファンなのに、モウリーニョを褒めなければ行けないのか、く、悔しい。
シティは24本シュート撃って、枠内にいったの3本だけですよ?
これシュート撃ってるんじゃなくて、撃たされてます。
何故撃たされてるのか?何故チェルシーはそんなリスクを取らせても大丈夫だったのか?データを見ればちょっとその謎が解けます。
青がシティ、赤がチェルシーです。
上記SSはこの試合のポジショニング比率、シュートの方向比率、シュート地点比率です、普通に見えますね?見える??、比較もないのに普通とか解るわけねーよ!、そう思った貴方は正しい、女性だったら仲良くなりたいタイプですね、好みです。
では、下記SSが比較する材料の今季シティのシュート分布です。
はい、クサットル、圧倒的にクサットル、シティは今季の爆発的に得点を稼いできた形でシュートを撃ててない事が解りますね。
今季のシュート、センター方向が71%なのに、この試合では42%ですよ?
これを解りやすい表で見てみましょう。
この試合のシュート地点です。
どう考えても撃たされています、本当に有難うございました。
モウリーニョ、アグエロというスコアラーが怪我離脱したのを好機と見て、考え抜いて勝ちに来てますね。
じゃあ、何故シュートをコントロールできたのか、ブロックしまくれたのか、何故この試合でシティは右攻め(チェルシーから見て左)に拘ったのか、チェルシーの守備方法から検証してみたいと思いますが・・・、長くなったので次回に続きます。
おまけに、今季のシュート関係の表を貼っておきますね。